鯖管のつぶやきってことで、偶に他愛もないことを書き殴ってますが、今回は私の管理しているAlicorn/Avalonサーバの裏話的なことを書いてみたいと思います。
目次
鯖名の由来
Alicornは伝説上の動物「ユニコーン」の角の意味です。Wikipediaにも載ってますねw
この名前を冠した塔がhome2に建っていますが、私がサーバを建てる前、他鯖で遊んでいた時に同じ塔を建ててます(まだ存在してる)。で、2本目wをまた別のサーバで建てようと建築してたところ、そこの管理者の操作ミスで綺麗に消え去ったことを切っ掛けに、サーバを立ち上げる決意をしました。ですので、home2に建っている塔は3代目なのです。(いや、シングルで作ったのを含めると5本目くらいかw)
建築中のhome2のAlicornタワー。一代目(他サーバ)はサバイバルで建てましたが、これはさすがにクリエイティブで作ってます。 画像の日付が2013年12月で、サーバオープンは2014年2月だったから、サーバの準備に2ヶ月かけてたことになりますね。 |
まぁ、塔は見た目がユニコーンの角のような感じだったので、Alicornと名付けましたが、伝説上のAlicornは「解毒の効果がある」という言い伝えがあるので、インターネット上に蔓延る毒を癒すサーバという気持ちを込めて「Alicorn」の名前をそのまま残してます。
やっぱり自分の建築物が消えるのって悲しいですよね?なので、私のサーバはデータの保全性には非常に神経を使って大事に扱ってます。それもあってか「大規模な巻き戻り」と言える物は過去に二回(1回目はハードの故障で地形データが壊れて1時間程巻き戻し、2回目はDBの障害で2,3時間程度?の巻き戻し)だけです。(荒らし対応での部分巻き戻しはかなりしてますが)
一方、Avalonサーバの命名は至ってシンプルで、街管理プラグインのTownyを主体としたサーバだったので、「街(土地)」に由来した名前で「A」から始まる名前がいいなぁと思って、考えてました。
まぁ直感的にアヴァロン(アーサー王物語に出てくる土地ですね)かアルビオン(イギリスの古い土地の名前)くらいしか思いつかなかったですけどね。
建築ワールドについて
私の管理するサーバは、基本的に私が過去にプレイした他のマルチサーバでの経験が色濃く反映されてますが、「建築」と「資源」を分ける仕組みもそういう経験から管理する上でこれが一番いいかな?という考えで作られています。ちなみに「home」って名前も、前に居たサーバからのパクりです。別の名前でも良かったのですが、シンプルでわかりやすいので、まぁいいかなと思ってます。
なお、homeサーバのナンバリングは後述の当初予定していたサーバ統合の背景から、Alicorn/Avalonで被らないようになってます。
- home1…通常のマイクラマップ
- home2…アンプリファイドマップ
- home3…AvalonのTownyマップ
- home4…今は中止してますが、Modサーバのマップ
閉鎖中のhome4マップ。1.8化の際のModが動かなくて閉鎖しましたが、それ以外にも運営上いろいろ問題があった為、再開の予定は立ってません。 |
基本的にゲート周辺は人が多くなり、離れる程過疎化するので、home1、home2は意図的に中央が建築に不向きな海のマップを採用してます。これも過去の経験の賜ですね。
また、Avalonのhomeマップは鉱石類や宝物類は消されています。Alicornもそうすれば良かったと猛烈に反省してますが、もうしょうがないですね。ちなみにhome5の構想も既にあったりしますw
サーバルールの背景
今のサーバルールが何故このような定義になったか簡単に解説します。
読んでもらえればわかると思いますが、ほとんど「管理者が面倒なことをしたくないから」ってのが背景にありますw
- 0条:MCBans規程に抵触するような行為
適用の目的は言うまでも無いとは思います。BANは管理者自身も精神的なダメージを食らうことが多いので、こういう拠り所はあるのは助かりますね。 - 1条:建築物や建築物周辺は、建築者の所有物
いわゆる「破壊行為禁止」のルールです。これも言うまでも無いですね。ちなみにy=40以下を別ルールにしてるのは、地下都市、地下鉄を作りやすくする為です。 - 2条:経験値稼ぎ、レベル上げ、お金の収集
元々はTTに関するルール。管理者的にはTTはサーバが重くなるので許可したくないですが、あまりプレイの幅を狭めたくもないので、制限付きでの許可となってます。
また、個人での大量所得とそのバラマキによってサーバ内経済が破綻する可能性がありますので、それを抑制するルールでもあります。このルールは納得感は薄いと思いますが、システム上制限が難しいのと、「皆の楽しみを守る為に、個を切り捨てる」という考え方の顕現ですね。(良いこととは思ってはないですが) - 3条:長期不在者の扱い
居なくなった人の扱い。これも当初からあるルールで、個人的に過去の建造物は全て残したいのと、現在のプレイヤーの楽しみを守る為のルールです。 - 4条:景観を乱す行為
管理者は見た目は非常に気にする性格なのです・・・ - 5条:チャット発言、スキンの使用
チャットはこれはこれでいろいろな考え方があるので、別途つぶやきたいな。このルールを制定した元々の目的は個人対個人の喧嘩に巻き込まれたくないってだけです。 - 6条:他人に迷惑をかける、あるいは気持ちのよいプレイを妨げる行為は禁止
あえてモヤっと「迷惑行為禁止」。細かく書くとキリがない領域なので「モヤっ」と書いて柔軟に適用できるようにしてます。 - 7条:サーバや他のプレイヤーに負荷を与える行為禁止
管理者としてはひじょーーーーに重要な項目です。軽く考えてる人が多い項目ですが、違反者にはかなりキツいお仕置きをすることが多い項目でもあります。自動的に資源を収集してるのもコレで罰することがありますが、「ログインしてないのにサーバに負荷をかける=サーバ民全員の迷惑」であることを知って欲しいです・・・ - 8条:サーバ管理者やサーバ運用に関するルール
これもモヤっとルールですね。要するに「サーバ管理者に迷惑をかけないでね」って話です。あと、サーバの入り口で振るいに書けている機能についても記載していますが、これは「管理上、面倒な人をログインさせない」為です。例えば日本語がわからない人とか。日本語以外もわからなくはないけど、翻訳だけじゃなくて、文化的にいろいろ面倒だし・・・
2サーバ運営と今後
Alicornを作る前から2サーバ運営は考えてました。目的は2つの違う要素のサーバを比較することで、より良いサーバを考えるのが目的です。比較検討した上で、良いとこ取りをした一つのサーバへの統合・・・って目論見です。
ただ、Alicornを運営しだしていくつか問題が露わになってその方向性は変えました。
問題というのは低年齢層のプレイヤーの扱いなんですが、まぁ書くと長くなるので割愛しますが、結局それがAvalonの年齢制限に繋がってます。
※ちなみに13歳に制限している理由はあまり無いのですが、Mojangアカウントの購入制限に基づいて決めてます。(12歳以下だとプレイしちゃダメって訳じゃないみたいだけどね)
https://help.mojang.com/customer/portal/articles/1780997-mojang-account-users-under-13
結果として、サーバの入場ルールが異なるサーバを統合することはできないので、今に至っている訳ですね。
ちなみに、低年齢層プレイヤーの問題はウチに限った話では無く、様々なマルチサーバで問題になってます。「サーバ管理者は親か学校の先生か!?」って毒を吐いてる人も居ましたねw。Minecraft自体、海外では学校教育に使われたり、小学生などで人気のニュースもチラホラ出てますから、この辺はサーバ管理者の悩みの種として残り続けるでしょう。
基本的にAlicornはそういうプレイヤーの受け皿として、残し続けようと思ってます。そうすることで、少しでも他鯖での管理者の悩みの解消、そして同じ年齢層のプレイヤー同士で楽しめる場という一石二鳥が実現出来てるのかなと思ってます。
そういう背景があるので、Alicornは当初より若干方向性が変わっており、比較的シンプルにあまり大きな変化の無いサーバとして、あまりルールを読まなくてもそれなりにプレイでき、ルールの縛りも緩めに対応してる感じにシフトしてます。
で、今後はどうなるかというと、2サーバ運営の課題は1年目で既に終了で、2年目は次の課題に取り組んでいます。
- 現状での2サーバの1本化。サーバ自体を一つにするのでは無く、複数のサーバを近づけることでの管理負担の軽減。
これはサーババージョン1.8化の時にほぼ実現できてますが、あと一つやり残していることがあるので、それを年内にやります。 - コンテンツの拡充。
マイクラ自体が完成度の高いゲームなので、片手間な機能追加をしたところで管理者の負担が増えるだけでゲームとしての楽しさを高めるのはちょっと難しいところがあります。なので、根本的な部分で「楽しさの拡充」の為の仕組み作りを考えてます。
※ただ、Alicorn/Avalonの根本的なところを変えたり無くしたりするつもりは無いので、既存プレイヤーの方はご心配なく。
いろいろ要望ももらってますが、その辺もひっくるめて、今後どこかのタイミングで作成中の物を一気に放出したいなぁと考えてますが、この辺は追々機が熟したら書きたいと思います。
2014年2月に運営開始して1年4ヶ月なので、2年目にやろうとしていることは始まったばかりで目に見える変化はまだほとんど無いです。何事もゆっくり地道にやっていこうと思ってるので、温かい目で見守っていただければなぁ…と思ってます。
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